ギャンブル依存症の自助グループに参加してきました|IN 京都

京都潜入ギャンブル依存症本人のブログ

依存症の自助グループ『らいくみ塾』に参加してきました。
京都は初参加!

そして京都のらいくみ塾は、声優のにしむらまやさんと私の奥さんが共同主催しているということで、無駄にドキドキしましたよね・・・。

『人は来るんだろうか・・』
『奥さんはちゃんと喋れるのだろうか・・』
『自分まで主催者のような雰囲気をだされないだろうか・・』

色々な不安を胸に秘めての参加です。
参加してみると和気あいあいと楽しく過ごせました。
初参加の方もいらっしゃって活気があってよろしですね。



内容はこんな感じ。

京都らいくみ塾の内容

主催者自己紹介

らいくみ塾の趣旨の説明

依存症者と家族の近況報告

依存症の仕組みのお話

質疑応答

ざっくり書くとこんな感じです。
途中、らいくみ塾の主催者であるらいくみさんご夫妻も参加していただき盛り上がっておりました。
13時~17時までの4時間の長丁場ですが、すぐに時間が経ちますね!

他の自助グループとの違い

今回参加してみて、私が感じた他の自助グループとの違いについても記載しておきます。

□家族が管理する

□笑顔が多い

この2点ですね。
それでは詳しく記載していきましょう。

家族が管理する点

他の自助グループに参加したことがある方はお分かりかもしれませんが、よく『金銭管理は本人に任せる』と教えていただくことがありますよね。

基本的には、実際に自分でお金を管理して底付きを待ち、痛い目に遭うことで自分がギャンブル依存症なんだと自覚させる為だったと思います。

らいくみ塾は逆です。

依存症はコントロールができない病気であり、現金を持たせることはスリップへの引き金に繋がる。

実際に底付きをして人が変わるかと言えば、変わらない人はまぁ変わらないですよね。出来ないものは、出来ないという人も大勢いると思います。

家族側で金銭管理をしてあげれば普通に日常生活を安定して送ることができます
そして金銭管理を家族がしていれば、スリップしても気づきやすいですし、何がダメだったのか?と問題を解決するために話し合うこともできます。

らいくみ塾は、その解決方法をカウンセラーの方も交えて話し合える貴重な場所だと思っています。

家族側
□金銭管理するのも大変なのを分かってほしい
□可哀そうなことをしている気分になる
□常に疑ってしまう自分が嫌になる

本人側
□金銭管理されていると奴隷のようだ
□せめて○○〇円持たせてほしい
□やってないのに疑われるのが嫌だ

上記は例ですが、家族側・本人側で色々な悩みがでてきますよね?
こんな悩みは正直家族だけで話していても双方の不満は解消されません。

第三者を交えて、納得できるまで話し合ってみるのもいいのではないでしょうか?

笑顔が多い

これは毎回らいくみ塾を紹介するたびに言ってますね。
依存症本人や家族の集まりとは思えないほどガヤガヤしてます。

子供が走り回っていたり、近況報告で明るくスリップしちゃいましたー!言うてたり言うてなかったり。

『懺悔の場』みたいな集まりでなくて本当に良かったと思います。
(参加するのが嫌になるので)

例えば、他の自助グループでは回復率が5~10%とよく聞きますよね。
依存症という病気の性質上、完治というものがないので回復し続けている人ということだと思いますが。

かなり低いですよね!

5~10%の可能性にかける為に、毎回懺悔して暗い気持ちで過ごすのではなく、家族とも楽しく同じ目標に向けて頑張れるらいくみ塾は個人的に好きです。

まとめ

いかがでしょうか?
今回は京都で開催された『らいくみ塾』に参加してきた内容を共有させていただきました。

面白そうな自助グループがあれば、参加してみたいので是非教えてください!

にしむらまやさんtwitter(@MayaNishimura)より引用

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