どこ行ってたの?
・・・休日出勤。
駅前のパチンコ屋で見かけたって友達が言ってたんだけど・・
ト、ト、ト・・トイレ借りただけ(;´・ω・)
・・・(また見え透いた嘘を)
ギャンブル依存症の代表的な症状とも言える『嘘』。
ギャンブルに行っているのに行っていないという嘘。
本当は借金120万円なのに100万円だという嘘。
週5で行っているのに週2だという嘘。
皆さんも経験あるのではないでしょうか?
これらの嘘は調べればすぐにわかりますし、依存症ではない方からすれば、借金が120万円でも100万円でも変わらないのに何でそんな嘘をつくのか理解ができないかもしれません。
それには2つの理由があります。
依存症者が嘘をつく2つの理由
依存症者が嘘をつく理由には大きく分けると2つあります。
①自分の為
②相手の為
この理由について詳しく見ていきましょう。
①自分のためにつく嘘
嘘をつく大部分は自分の為です。
□正直に言うと自分の行動が制限されてしまうかもしれない。
□実際の数字より少なめに言っておけば相手の怒りも少なくなるかもしれない。
□実際の数字より小さく言っておけば、まだギャンブルすることができる余力ができるかもしれない。
こんな所でしょうか。
嘘をつくことによって、怒られることを免れたり、またギャンブルに行くための余力が生まれる可能性があります。
まぁすぐにばれるんですけどね。
これらは自分のメリットの為につく嘘です。
では『相手の為につく嘘』とはどのようなものでしょうか?
②相手の為につく嘘
相手を悲しませない為に・・。
相手から軽蔑されない為に・・。
同じ嘘でも相手を想った気持ちからでる嘘もあります。
悲劇のヒーローのようですね。
しかし、この行動はほぼ自分の勘違いです。
余計に相手を傷つけてしまう結果になるので注意が必要です。
□150万円も借金があると知ってしまったら卒倒してしまうんじゃないか・・。
100万円あたりで言っておいて、残りは自分で頑張って返そう。
□毎日毎日パチンコ屋に通っていたと言ってしまったら、自分が大切にされていないと悲しむのではないだろうか・・・。
週2くらいで行っていることにして後は残業が多かったと言っておこう。
こんな感じでちょこちょこわかりにくい嘘をつきます。
実際に私も相手の為に過少申告してるんだと思っていた時期もありました。
しかし、嘘はいつかバレます。
その時に、借金を返済しせっかく夫婦仲が良くなっていたとしても、ずっと嘘をつき続けていたという事実のみが残ります。
そして、これらの嘘は一切相手の為になりません。
借金の金額やギャンブルに行く回数、カード会社の数で信頼を失うのではありません。
嘘をついたという事実が信頼を失います。
相手の為を考えるのであれば、包み隠さず話して自分を受け入れてもらうしかありませんね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は依存症とは、切っても切り離せない『嘘』についてまとめました。
自分の為でも相手の為でも嘘はロクな結果になりません。
正直に話をして誠実に対応するのが1番ですね!
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